潜入したサーシャを追って、強引で無計画な正面突破!
アーセランを盾に死霊術師へ突き進む!!
 リュシアン「うおおおおお!!」
リュシアン「うおおおおお!!」
 アーセラン「まって!!帰る!やっぱ帰る!!!」
アーセラン「まって!!帰る!やっぱ帰る!!!」
 アーセラン「うわああああ!!お前らどけーーー!!」
アーセラン「うわああああ!!お前らどけーーー!!」
 ……カチ!
……カチ!
 ガシャーーーン!!
ガシャーーーン!!
アーセラン「あだだだだだ!」
 「何だ!?」
「何だ!?」
「実験体だ!!実験体が脱獄したぞ!!」
 「捕らえろ!!」
「捕らえろ!!」
 「捕らえるんだ!!」
 リュシアン「おい!!シールド!!」
リュシアン「おい!!シールド!!」
 アーセラン「言われなくても!!」
アーセラン「言われなくても!!」
カッ!!
 アーセラン「やってるっつーの!!」
アーセラン「やってるっつーの!!」
ゴウッ!!!
 「何?!シールドスペル、あのボズマー魔法が使えるのか!」
「何?!シールドスペル、あのボズマー魔法が使えるのか!」
 アーセラン「おらあああ!こうなりゃヤケクソだ退きやがれ!!」
アーセラン「おらあああ!こうなりゃヤケクソだ退きやがれ!!」

「間に合わない!!」
「お退き!」

「ボス!」
 ゴォオォォォォ…
ゴォオォォォォ…
 「ハァア!!」
「ハァア!!」
 アーセラン「なんだと!?上級魔法!」
アーセラン「なんだと!?上級魔法!」

アーセラン「む、無理だ、避けきれない!!」

リュシアン「させるかッ!」
 リュシアン「うおおお!!」
リュシアン「うおおお!!」
ガタン!!

ドォォォオン!!
 !?
!?

ドシャ!
アーセラン「ぐえ」
 「何!?」
「何!?」

「荷台を盾に!?」
 リュシアン「サーシャを………」
リュシアン「サーシャを………」
 リュシアン「サーシャをどこへやったああああ!!!」
リュシアン「サーシャをどこへやったああああ!!!」
 ひい…ッ!
ひい…ッ!
 「い、いやああ!!」
「い、いやああ!!」
 「い、一時撤退!!」
「い、一時撤退!!」
「こら!あんたたち!」
 「仕方ない…!殺すのは惜しいけど、遊びは終わりよ!」
「仕方ない…!殺すのは惜しいけど、遊びは終わりよ!」
 「忠実なる屍よ蘇れ!!」
「忠実なる屍よ蘇れ!!」
バッ…!!

「ウ…ウウウ!!」
 リュシアン「なッ!!」
リュシアン「なッ!!」
 「さあ、新しい仲間よ、せいぜい先輩たちに無礼のないようにね」
「さあ、新しい仲間よ、せいぜい先輩たちに無礼のないようにね」
 リュシアン「待て!!貴様!サーシャはどこだ!!」
リュシアン「待て!!貴様!サーシャはどこだ!!」
 「ウウ…ウウウウウ!!」
「ウウ…ウウウウウ!!」
 「ウウウウウ!!」
「ウウウウウ!!」

ガッ!!
リュシアン「くそ!!」
 リュシアン「数が…多すぎる!!」
リュシアン「数が…多すぎる!!」

アーセラン「いてて……もう、これ以上は俺には無理だ…今のうちに…逃げ…」

「ウウウウウ…」
アーセラン「!!!」
 チャキ…
チャキ…
アーセラン「う、うわああああ!!来るな!!」

アーセラン「も、もう許してくれぇええ!!」
ヒュンッ…
 タッタッタッ…
タッタッタッ…
 バシュッ!!!
バシュッ!!!
 ズバァッ!!
ズバァッ!!
アーセラン「い、犬公!?」
 リュシアン「ク…!こ、これまでなのか…?!」
リュシアン「ク…!こ、これまでなのか…?!」
 キリキリキリ…
キリキリキリ…
 ヒュン!
ヒュン!
 ヒュン!
ヒュン!

ザクザクザクッ!!!
リュシアン「…!!弓矢!?」
 セオラング「ワウ!!」
セオラング「ワウ!!」
リュシアン「セオラング!」

リュシアン「剣を…!!」

ブンッ!!

 パシィ…!!
パシィ…!!
 リュシアン「うおおおおお!!」
リュシアン「うおおおおお!!」
ズバァ!!
 「グ…ガ…」
「グ…ガ…」
パタ…
 リュシアン「はあ…はあ…」
リュシアン「はあ…はあ…」
 リュシアン「セオラング!どうしてここ…」
リュシアン「セオラング!どうしてここ…」
 パタパタ…!!
パタパタ…!!
 サーシャ「!!」
サーシャ「!!」
 リュシアン「サーシャ!!」
リュシアン「サーシャ!!」
 サーシャ「リュシアン!!」
サーシャ「リュシアン!!」
 リュシアン「良かった…無事で…」
リュシアン「良かった…無事で…」
 アーセラン「サーシャさん!!」
アーセラン「サーシャさん!!」
サーシャ「アー君も無事なのね、良かった…!」
 リュシアン「ん?……」
リュシアン「ん?……」
 リュシアン「サーシャ、今まで何処に居たんだ!?」
リュシアン「サーシャ、今まで何処に居たんだ!?」
サーシャ「リュシアンたちこそ!牢屋に入れられてるんじゃなかったの!?わ、わたしは、リュシアンとアー君を助けるために砦に潜入して…」
 サーシャ「それで、他のみんなが集まってる間、忘れ物しちゃったって言って、抜け出して、牢屋へ行く途中だったの…でもセオラングが急にこっちへ走って行っちゃうから、追いかけてきたのよ?」
サーシャ「それで、他のみんなが集まってる間、忘れ物しちゃったって言って、抜け出して、牢屋へ行く途中だったの…でもセオラングが急にこっちへ走って行っちゃうから、追いかけてきたのよ?」
 アーセラン「あれっってことは…俺たち…別にここへ突入しなくても良かったんじゃあ…」
アーセラン「あれっってことは…俺たち…別にここへ突入しなくても良かったんじゃあ…」
 リュシアン「………………………。」
リュシアン「………………………。」
サーシャ「?」
 アーセラン「て、ていうかさ!!ヤバイ!早く砦を出ねえと、あいつらまた戻ってくるぞ!!」
アーセラン「て、ていうかさ!!ヤバイ!早く砦を出ねえと、あいつらまた戻ってくるぞ!!」
リュシアン「そ、そうだ!!」
 リュシアン「出口へ急ぐぞ!!」
リュシアン「出口へ急ぐぞ!!」
 リュシアン「ここか!!」
リュシアン「ここか!!」
 アーセラン「早く!あけろ!!」
アーセラン「早く!あけろ!!」
リュシアン「ク…あ、開かない…?!」
 「バカね、そんなに簡単に出してあげるわけないでしょう!!」
「バカね、そんなに簡単に出してあげるわけないでしょう!!」
 アーセラン「しまった…!遅かった!!」
アーセラン「しまった…!遅かった!!」
 「あらあら、あなたが偽者のエルミアさん?仲間だったのね…さあ、丸焦げになりたくなかったら、降伏しなさい、そうすれば、実験体として名誉な死を得ることが出来るわ!」
「あらあら、あなたが偽者のエルミアさん?仲間だったのね…さあ、丸焦げになりたくなかったら、降伏しなさい、そうすれば、実験体として名誉な死を得ることが出来るわ!」
 アーセラン「ハン!何が名誉だ!!」
アーセラン「ハン!何が名誉だ!!」
リュシアン「…サーシャ、下がれ!!」
 サーシャ「……待って!私、良いものを見つけたわ」
サーシャ「……待って!私、良いものを見つけたわ」
リュシアン「?」
 サーシャ「これよ!!」
サーシャ「これよ!!」
リュシアン「巻物…!」
 「あ、あれは俺の巻物!!」
「あ、あれは俺の巻物!!」
 ボウ!!
ボウ!!
 サーシャ「ええい!!」
サーシャ「ええい!!」

バシュウウウウ!!
 「な………」
「な………」
 「な、…」
「な、…」
 「え!?」
「え!?」

なんだかいやな予感のするリュシアン…!次回へつづく








コメント
荷車戦車作戦成功!
どこかの勇者が言ってましたが、案外魔法には力押しが有効なのだとか。
シールドアタックで集中砲火を突破し、死霊術師の上級魔法を力でねじ伏せる大胆な作戦でしたね!
そんな奇想天外な作戦にも怯まず、一度に9~10体の死体に死霊術をかけるリーダー。
一転してピンチを迎えたリュシアンとアーセランくんの元に、颯爽と駆けつけるは名犬セオラング。そしてサーシャさん!
結局、無茶をする必要はなかったというのが締まらないですが、全員無事でよかったですヽ(∀`*)b
さて、そうはいっても今だ脱出は叶わず、3人と1匹はまだ砦の中。
いざ逃げようとしたところで見つかってしまいましたが、ここでサーシャさんが虎の子の巻物を発動!
潜入した時に見つけた、例のアレですね。
これで一発形勢逆転…って、なんじゃコリャぁぁぁぁああ??∑(゚д゚; )ノノ
デカイよ! 何の実験してたんだよハゲ術師!! 失敗魔法とかジェイ・ザルゴかよwww!!!
炎の精霊の特徴は、力尽きたときに大爆発する自爆能力。
これだけの大きさになると、迂闊に攻撃して倒しちゃったら砦自体が…。どうなっちゃうのコレ(゚A゚;)?
【追伸】
それにしてもこの砦…。メリディア様が知ったら、激おこプンプンだろうな…w
某所で布教活動強化中だから、「メリ様HELP~!」って叫べば降臨してくれるかも。(´・ω・`;)
いつもながら的確な解説ありがとうございます!ヘ(゚∀゚ヘ)
>荷車戦車作戦成功!
結局、リュシアンの力技で大部分なんとかなりましたが
ピンチのときに仲間が駆けつけて全員集合!みたいなノリがやりたかったのでしたw
ようやっとセオ君が名犬らしく活躍できて個人的に満足です(`▽´*)
>サーシャさんが虎の子の巻物を発動!潜入した時に見つけた、例のアレですね。
そうそう、分かりにくかったかも?と思ったのですが
サーシャさんが潜入した時に見つけた巻物です!ジェイザルゴの失敗巻物しかり、
スカイリムには他にも変な魔法開発してる人たちが結構居たので、彼もそのうちの一人ですw
魔法の細かいところはまたまだ考え中ですが…(´д`;)
>メリディア様
メリディア様は死霊術反対派でしたっけ(゜ω゜´)
いつもメリ玉を見つけては、静かに宝箱へ戻しているので
そこからして怒られそうですがw
セオラングー!(´;ω;`)
いつも楽しみに見ております、次回の更新も楽しみにしてます・・・( ˘ω˘ )
セオ君はMOD内の家に侵入者が居ても吼えない駄犬じゃない
という所が少しは証明できたでしょうかw
いつもファボ☆とブログ見てくださってありがとうございます!
次回も更新がんばります~(゚∀゚*)/
ほげぇえ胸熱バトル!!\(^o^)/
機転の利かし合いバトル大好きです。
サーシャさん結構機転が利く(失礼)のね、この地でたくましくなったらリュシアンさんが尻に敷かれそうな予感…(笑)
すみません、せっかくコメント頂いたのに
なぜかサメジモ氏のコメントがスパム扱いになっておりました;
うーん何故なのでしょう…レニィ氏の怪しいにおいを探知してしまったんでしょうかw
>胸熱バトル
バトル物は自分の引き出しが少ないので(´Д` )<ホゲー
という先入観があったので、更新にかなり苦労しましたw
互いに勝機をひっくり返し合う展開ってやはり王道ですが、盛り上がりますねw
(盛り上がってると良いのですが)
>サーシャさん結構機転が利く
サーシャさんはリュシアンと会うまでは一人自給自足生活だったので
案外一人でもやっていける娘なんですwただ周りの人には物凄く
危なっかしく見えるので、リュシアンはほっとけないのでしょうw
>リュシアンさんが尻に敷かれそうな予感
あと100年くらい経てばそうなりそうですw
まあリュシアンは現にサーシャさん中心の生活になってますがw
スンゲェ・・・
躍動感のあるアクション、戦闘の緊張感とギャグの緩急、キャラクターの特色と表情がイキイキしていて
みているだけで笑顔がこぼれてきそうで、本当に素晴らしい作品だと思います!
というか、画像の編集がええなぁ。リュシアンの剣の振りとかメチャクチャカッコよかった・・!
できればこういう編集方法を教えて欲しいです・・・orz(土下座)
>本当に素晴らしい作品だと思います!
なんというほめ殺し!ありがとうございますw(ノω`)
作品という言葉を使ってくださるあたり、すごく嬉しいですね!
>画像の編集
褒めていただいたので、ちょっと解説しますと
自分はphotoshopでやってますが、フリーソフトのGIMP>http://www.gimp.org/でも同じことが可能です。
ダウンロード後、日本語化こちら参照 http://blog.gimp3.net/hajimeni/90.html
1.左ツールから人差し指みたいなのを選択してブラシオプションを表示させて
参照画像1:http://mochisheep.minibird.jp/wp-content/uploads/2015/10/0001.jpg
2.ピンクで囲った所の設定にして、あとは剣の起動をなぞると
そこがブラーがかかったようになるハズです
参照画像2:http://mochisheep.minibird.jp/wp-content/uploads/2015/10/031.jpg
あとは
色>明るさ、コントラスト、色味調整
フィルタ>ぼかし>モーションぼかしなど
とても高機能なので、ちょっと難しいですが覚えればphotoshopにも
引けをとらない編集が出来るかと思います(`▽´*)>
ありがとうございます! さっそくお犬様ソフトをインストールしてみました!
いろいろなれないところがあるので時間がかかると思いますが
ゆっくりと慣れていこうかと思います。がんばる!