夕日を背にウインドヘルムへ向かう3人と1匹。
日が傾いても、なお進むアーセラン、彼の目的は本当にウインドヘルムなのだろうか、それとも…?
サーシャ「そろそろ暗くなってきたね…」
アーセラン「え、ええ…」
サーシャ「このあたりはオオカミとかトロールが出るから気をつけてね」
アーセラン「え?!トロール!?それってヤバイんですか?」
リュシアン(まずいな…何か重大な事に巻き込まれつつある気がする…)
(そもそもコイツはロリクステッドの付近で巨人に追われていた…そして、そのあと
私達を高額で雇い…ウインドヘルムへ行くことになった。)
(ウインドヘルムに荷物が届いていると言っていたが…ホワイトランには既に寄っている…とも言った。なぜ、大金があったのに、ホワイトランで衛兵を雇わず、わざわざ、逆方向であるロリクステッドの近くへ来たんだ…?)
(それに…地図を持っていた…。道に迷ったわけではない、なにかこちらへ来る理由があったんだ…何か重要なことを隠している…なんとしてでも、答えてもらわなければ…)
リュシアン(サーシャが居ると手荒なマネは出来ないな…なんとか”二人きり”になれれば…)
アーセラン「も、もう限界…ここで野営しましょうよお…」
サーシャ「そうね、実を言うと私も疲れちゃったわ!テントを作りましょう!」
アーセラン「はあ…疲れた…スカイリムってのは酷でえ所だなあ…」
リュシアン「おい、これでも飲むか?疲れに効くぞ」
アーセラン「ん?なんだ酒か?ほお…少しは気が利んだな」
リュシアン「寒さで動けなくなったらこちらが大変だからな。」
(ふふ、汚い作戦だが、どんどん飲ませて、トイレに行って貰おう…酒も入れば本音も出やすいだろうし、流石にサーシャは付いてこれまい…!)
サーシャ「あ、リュシアン、そんなにお酒飲ませちゃったら、アーセラン君、寝てるときトイレに行きたくなっちゃうよー?」
リュシアン(クッ…!サーシャアアア…!!)
アーセラン「え?ああ、そういえば、ちょっと催してきたかも…」
リュシアン(ホ…)
リュシアン「そうだ、お前、少しは戦えるのか?」
アーセラン「………は?俺はそういう専門じゃねえんだけど」
リュシアン「忠告してやるが、スカイリムははっきり言って、人口よりオオカミの方が多い。暗闇でましてや無防備なところを襲われたらひとたまりもないぞ?」
アーセラン「うう…お前、そう言うからには、そ、その、付いて来てくれるんだろうなァ?」
リュシアン「ああ、一応、雇われているのだから、命令とあればな。」
リュシアン「お前はここに居てサーシャに何かあったら(もしくは何かしでかしたら)すぐ知らせてくれ」
セオラング「しゅん…」
サーシャ「え?私も衛兵だもん、ついて…」
リュシアン「サ、サーシャは絶対ここに居なさい!」
………
アーセラン「おーい、随分離れるなあ…、どこまで行くつもりだ?」
リュシアン「ここまで来れば、もう良いだろう。残念だったな、アーセラン!」
リュシアン「これで二人きりで話しが出来る。」
アーセラン「お、おい、何のマネだって…」
リュシアン「とぼけるな!」
リュシアン「用を足す前でもあとでもいいが、答えてもらおうか…おまえの本当の目的を…!
なぜ、わざわざ、ロリクステッドまで来て私達を雇った?…目的は本当にウィンドヘルムなのか?!さあ、答えろ!」
アーセラン「………」
リュシアン「答えない場合は手荒な方法をとらせてもらう。」
アーセラン「あー分かった分かった、本当のことを話してやるよ。流石に無理があるよな(サーシャさんは信じてくれたけど)確かにウィンドヘルム自体には、何の用もないね、それに、」
アーセラン「手間が省けた!こっちも”お前、ひとりに用があった”んだよ」
リュシアン「な、何ぃー!?」
罠をかけたつもりが、逆にアーセランの罠にかかり、死霊術師たちに囚われてしまったリュシアン。アーセランは一体何故、死霊術師と関わっているのか…?!次回につづく(といいな)
余韻をぶち壊すおまけ
髪の毛を使用させてもらったMOD:The Adoring Fan
コメント
なんですとー!!! 死霊術師の軍団とつながりがあったとは・・・!?
このウッドエルフ・・・侮れないですね。
それにしても、ずーっと霊術師ご一行は付いてきてたんだろうなぁ・・・
そんなことを考えてみると道中、ほほえましいような気がしたりw
次回も楽しみです・・!!
>余韻をぶち壊すおまけ
個人的にはタマネギヘアーもアリですね!
なんか若いエルフみたいで・・・あと、昔を思い出すのでw
今のロングヘアになったのは旅の中でヘアースタイル整えるの面倒になったとかありそうですねw
いろいろ展開を考えてるうちに予定のなかった死霊術師が登場していましたw
どうしてアーセランと関係あったのかはまた次回で!ヽ( ε∀ε )ノ
>ずーっと霊術師ご一行は付いてきてたんだろうなぁ・・・
遠足wその発送はなかった!死霊術師がぞろぞろ骸骨連れて遠足って和みますねww
>余韻をぶち壊すおまけ
意外とタマネギヘアーも調和してますよねw…?
ヴァレンウッドの田舎にはまだ200年前のタマネギヘアーが伝統としてあって
兄弟もみなそんな髪型…みたいな設定を思いつきましてw
道中たしかにあのヘアーを維持するのは大変そうですね
タマネギも人知れず家で髪を整えていたんでしょうか…w
驚愕の新事実!
アーセラン君はタマネギだった!(そっちか
これは次回が気になりますなぁ
>タマネギヘアー
ウッドエルフらしさを思った結果こうなりましたw(微妙にアゴ長いのも仕様です)
しかし、何でスカイリム前のエルフたちはあんな髪型だったのか…w
>次回
ありがとございます!ひじょーにあの、続きはCMのあとで!
みたいな引っ張りになってしまったので次回もなるべく早めに更新したいですね!(゜ω゜´)
更新お疲れ様ですいつも見てます^^
これは続きが気になる終わり方ですね、次回も楽しみにしております!
>いつも見てます
おお!ありがとうございます!(∩`ω´)
元々誰も見てなくてもいいや…wという感じではじめたので
すごく嬉しいです!次回も更新がんばります~!